バックドアの使い方


バックドアの正しい使い方

ミニバンなどに装備された大型のバックドアは、たくさんの荷物を出し入れしやすく、レジャーや買い物にとても便利です。しかし、扱い方を誤ると思わぬケガや事故を起こすことがあるのでご注意ください。

バックドアを開けるとき
「周囲の安全と充分なスペースを確認」

バックドアを開けるときは、まず周囲に人がいないかどうか安全を確かめてください。特に子どもが近づかないように注意しましょう。そして、クルマの上方や後方に充分なスペースがあることを確認し、ゆっくりと開けましょう。あわてて頭をぶつけたり、手や指を挟んだりしないように気をつけてください。バックドアに手を添えて、押さえながら開けてください。速度を抑えて開けられます。

荷物を出し入れするときには
「頭上の確認を!」

荷物の出し入れをするときは、頭上をよく確認して行ってください。ドアなどに頭をぶつけてケガをする恐れがあります。

「排気管の後方には立たないで!」

また、エンジンをかけた状態で荷物を出し入れする場合は、排気管の後ろに立つと、排気熱で火傷をする恐れがあるので、ご注意ください。

バックドアを閉めるとき
「手や指の挟み込みにご注意!」

バックランプやバックドアのアームに手をかけて開閉したり、ドアの取っ手に手をかけたまま直接ドアを閉じないでください。手や指を挟んで、ケガをする恐れがあります。半ドア状態からモーターが自動的にドアを閉める「オートクロージャー」がついたクルマもあります。指を挟むと骨折などの大きなケガになる危険もあるので、特に気をつけてください。

「ドアのハネ上げに気をつけて!」

バックドアを閉めている途中で手を離すと、ドアがハネ上がって顔などを打つことがあります。ドアは最後までしっかりと確実に閉めてください。

電動バックドアの場合

近頃は安全装置が施された電動タイプのバックドアが普及していますが、油断は禁物です。運転席の開閉スイッチやリモコンスイッチを使う場合は、バックドアの付近に人がいないか特に注意しましょう。
電動バックドアは、障害物を感知したり、風が強いときや雪が積もっているときなどに、確実に開閉できないことがあります。障害物や雪は開閉する前に取り除いてください。荷物の出し入れは、電動ドアが完全に開ききってから行いましょう。バックドアに雪が積もっていたり、メーカー指定外のアクセサリーが着けられていると、落下防止機構が働いてバックドアが警告音を発しながら自動で閉まる場合があります。そのときは、あわてずにクルマから離れてバックドアが完全に閉まるまで待ってください。
また、電動システムを使用しないときは、パワースイッチをOFFにしてください。ONのままだと、誤ってスイッチを押したり、子どもがイタズラしたりして危険です。

走行前に確認を!

バックドアが閉じているかもう一度確認。バックドアを閉めた後に、必ず確実に閉じているかを確認しましょう。走行中にバックドアが開くと、荷物が落ちて思わぬ事故につながる恐れがあります。また、開けたまま走行すると、車内に排気ガスが浸入し、一酸化炭素中毒になる恐れがあるのでご注意ください。
※一酸化炭素は無色無臭なので注意してください。
近ごろの自動車では、バックドアに限らず、通常のドア、トランクにもオートクロージャーなどの自動装置がついて便利になっています。自分のクルマにどんなシステムがついているかよく確かめて、正しい使い方を実践し、安全で快適なカーライフを送りましょう。

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