日常点検整備 エンジンルーム


タンク等の位置はクルマにより異なりますので取扱書を参照ください。

エンジンオイルの量

車を平らな場所におき、エンジン始動前か、エンジン停止後数分たってから、エンジンオイル量が油量計(オイルレベルゲージ)の目盛りの上限と下限の間にあるか点検します。点検は油量計を抜き取り、付着しているオイルを拭いて、再びいっぱいに差し込み、もう一度抜いてオイルの量をみます。

エンジンオイルの補給のしかた

オイルの量が下限に近くなったらキャップを回して外し、油量計で確かめながら上限まで補給します。補給後、キャップは確実に締め付けます。補給がすんだらエンジンをかけ、数分間アイドリングした後、エンジンを停止し、数分たってから再度、油量計で確かめます。

ブレーキ液の量

リザーバータンクの液面を確認します。液面がMAXとMINの間にあればOK。少ない場合、ブレーキパッドの減りや液漏れの可能性があります。販売店で点検を受けましょう。

ウインドゥ・ウォッシャー液の量

ウォッシャータンク内のウォッシャー液の量を点検します。レベルゲージのついている車はレベルゲージで点検します。

※ウインドゥ・ウォッシャー液の補給のしかた
ウォッシャー液には、凍結防止剤が入っていますので気温に合わせた濃度でお使いください。ウインドゥ・ウォッシャー液の濃度の使い分けおよび注意事項はウォッシャー液の容器に記載してあります。

ラジエーター冷却水の量

ラジエーターリザーバータンクの上限(MAX)と下限(MIN)の間にあるかを点検します。

バッテリー液の量

バッテリー液が不足すると、エンジンスタート時に劣化した極板から火花が発生し、バッテリー内にある水素ガスへ引火して、破裂するおそれがあるため注意しましょう。
バッテリーの液面が各槽とも上限と下限の間にあるかを目視により点検します。
メンテナンスフリーバッテリーは液面の点検の必要はありません。

※バッテリー液の補給のしかた
バッテリー液が不足している場合は、キャップを回して外し、各槽とも上限までバッテリー補充液(蒸留水)を補給します。補給後はキャップを確実に締め付けます。

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