ABS・・・日頃の注意
ブレーキの効果を最大限に発揮するために、日頃から次のことに気をつけてください。
- ハイヒールやスリッパなどはやめ、ペダルがしっかり踏める靴で運転してください。
- 背もたれを起こし、シートに深く腰掛ける。
- ペダルを踏んだ時にひざが伸びきらない位置にシートを合わせる。
- タイヤの点検
- ABS装備車も、制動力を路面に伝えるのはタイヤ。日頃からタイヤの溝と空気圧はチェックしておきましょう。
- タイヤは必ず四輪とも同一指定サイズのものをお使いください。サイズ(外径)の異なるタイヤを混用すると、ABSが正常に機能しなくなる場合があります。
- 運転席の足もとの点検
運転者の足もとに、物を置かないでください。フロアマットがペダルに引っかからないように注意してください。 - エンジンブレーキの併用
長い下り坂ではブレーキペダルを踏み続けて走行するとブレーキが加熱してききが悪くなることがあります。エンジンブレーキとフットブレーキを併用しましょう。
ABSは、決して制動距離を短くする装置ではありません。過信せず、ABSの特性を正しく理解しスピードの出し過ぎや無謀な運転はやめましょう。