スライドドアの使い方
スライドドアを装備するクルマを使用するときは、次の5つのポイントに充分注意し、事故を未然に防ぎましょう。
- ドアの開閉
- 傾斜のある場所でのドアの開閉
- リモコン操作でのドアの開閉
- 挟み込み防止機能
- 乗り降り時の注意
それでは、より快適なカーライフを送るポイントを見ていきましょう。
その1 ドアのあけしめ、ここを注意!
狭い場所でも乗り降りがしやすいスライドドア。でも、特に子どもが乗っているときはこんなことに注意しましょう。
走行中のクルマのドアを開こうとするなど、子どものいたずら操作防止には、チャイルドロックが有効です。
チャイルドロックの方法は、各車の取扱説明書を参考にしてください。 ドアを確実に閉めたのを確認してください。
スライドドアに子どもが挟まれてケガをする事故が増えているので、開け閉めするときには、ドアの周辺と、子どもの行動には気をつけてください。
その2 傾斜のある場所、ここを注意!
傾斜のある場所でスライドドアをあけるとき、平坦な場所とは力加減が変わってきます。
傾斜のある場所ではドアをドアが自然に閉まってしまうことがあるので、以下のことに気をつけましょう!
- 開けている最中に手を離さないようにしてください。
- 全開でドアが保持されていることを確認してください。
ドアの開け閉めを自動に行うパワースライドドアでも注意が必要です。
パワースライドドアのメインスイッチをOFFにすると、自然にドアが閉まってしまう場合があります。
パワースライドドアの操作は慎重に行いましょう。 ドアが最後まで閉まるのを充分確認してください。
その3 リモコン操作、ここを注意!
パワースライドドアは離れたところからリモコンでも操作できます。でも、操作する位置から反対側のドアは状況が見えないので、開閉時にはよく確認しましょう。
リモコンでドアを閉めるときは、常に声がけなどの安全確認を心がけましょう。
その4 挟み込み防止機能、ここを注意!
パワースライドドアには、挟み込み防止機能が付いています。
自動で開閉しているときに挟み込みを感知するとドアを反転させますが、条件によっては作動しないことがあります。
その5 スライドドアでの乗り降り、要注意!
交通のある場所で降りるときは後ろからバイクなどが来ないか、確かめましょう。
スライドドアは、外側に大きく開かないので、夜間は後続車から分かりにくくなっています。
夜間に降車するときは、ルームランプを点灯すれば後続車から分かりやすくなります。
スライドドアの正しい使い方は、各車の取扱説明書を参考にしてください。