高齢運転者と事故の増加


クルマ社会でも、ドライバーの高齢化がすすんでいます。運転者の死亡事故全体が減少傾向にある中で、70歳以上の占める割合は上昇を続けています。

運転免許保有者1万人当たりの死亡事故件数(原付以上の車両を運転中)を第一当事者の年齢層別にみると、高齢運転者が第一当事者となった死亡事故は他の年齢層に比べて多くなっています。

クルマが便利になり、アクティブに楽しむのは素晴らしいことです。高齢者だから事故が多く、重篤な事故にもなりかねないというのはなぜでしょう。運転の経験も豊富なベテランドライバーに何が起きているのか、事故の傾向と対策を探ってみました。

高齢者の交通事故の特徴
交差点での出合い頭事故や右折時の事故にかかわる割合が高い

高齢の運転者ほど、第一当事者として、出合い頭事故や右折時の事故にかかわる割合が高くなっています。また、それに加えて、二輪車運転者中では、単独事故の割合も高くなっています。

安全不確認、一時不停止、操作不適の割合が高い

法令違反別交通事故件数をみると、全体的に安全不確認、前方不注意の割合が高く、また二輪車運転中では、操作不適の割合も高くなっています。
高齢の運転者になるほど、信号無視、、一時不停止や操作不適の割合が高くなっています。「過信」や「うっかり」などのミスが関係していると考えられます。

「狭い道路での信号機のない中小規模の交差点」、「カーブ」での交通事故が多い信号のない交差点では必ず安全確認を

一時停止の標識のない場所や信号のない交差点でもすぐに止まれる速度で走行し、安全の確認を行いましょう。


高齢運転者の時間帯別の事故発生件数(第一当事者+第二当事者)と死者数を見てみると夕方に多く発生する傾向にあります。

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