タイヤがパンクしたときは


タイヤがパンクしたときに自身で対処するための緊急用装備には「パンク応急修理キット」と「スペアタイヤ」の2種類があります。どちらを装備しているのか、事前に確認しておきましょう。

「応急修理キット」を使用する場合

応急修理キットはラゲッジルーム等に収納されています。使用する際には、タイヤに刺さったクギなどは抜かないでください。抜いてしまうと応急修理が不可能になる場合があります。
応急修理キットは、搭載車両のタイヤ専用のため、指定サイズ以外のタイヤや他の用途には使わないでください。
また、応急修理したタイヤは、交換もしくは再利用のための修理費用が高くなる可能性(*1)があります。

*1:付着した修理剤を洗浄するため

応急修理キット

応急修理キットは次の2種類がありますので、取扱説明書等でご確認ください。

  • 修理剤と空気を同時に充填する方式
  • 修理剤を充填後、空気を充填する方式

詳しい手順は、国民生活センター「自動車のタイヤパンク発生時の対応方法に注意-応急修理キットの使用方法やスペアタイヤの交換方法について-」の動画をご確認ください。

応急修理キットの使用方法や補修できないパンクの種類(*2)は、取扱説明書で確認してください。
修理剤には有効期限がありますので、期限が切れるまでに交換しましょう。

*2: 応急修理キットで補修ができない主な状態

  • タイヤの空気圧が不十分な状態で走行しタイヤが損傷しているとき
  • タイヤの接地表面に大きな切り傷や刺し傷があるとき
  • タイヤ側面等、接地表面以外に穴や損傷があるとき
  • 1本のタイヤに2カ所以上の切り傷や刺し傷があるとき
  • 2本以上のタイヤがパンクしているとき
  • タイヤがホイールから明らかに外れているとき
  • ホイールが損傷しているとき
  • ホイールのエアバルブやバルブコアが損傷しているとき

スペアタイヤに交換する場合

当ホームページ「タイヤのメンテナンス」やJAFホームページにてタイヤの交換手順や車載ジャッキの扱い方を紹介しています。

作業に自信がない場合や、安全な作業場所へ移動できないときは、ロードサービス等を活用しましょう。

対処できない場合はロードサービスへ電話しましょう。

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